特許4902809号
安全性と経済性を両立
韮崎市徳島堰 2015年4月~
最大発電量: 16 kW/h(1号機)
最大発電量: 22 kW/h(2/3号機)
水車径: φ3.0 m
特徴
動作概要
発電位置
バイパス水路を必要とせず、既設水路に設置できます。
水路の水は、水車バケットにより、せき止められるため、発電に必要な落差を確保できます。
水路を流れるゴミは、除塵機のスクリーンで捕捉され、レーキの動作で水路バケットの底に一時的に貯留されます。
退避位置
水車とウエイトは、バランスが取れているため、少ない力でも油圧シリンダで振子動作が可能です。
増水や洪水時は、フロートセンサによって、油圧制御が切り替わり、水車を上昇させます。
水路バケットの底部のゴミは、水車が上昇するとともに流下されます。
レーキ動作および水車の振子動作は、自動制御により一定の時間間隔で実行されます。
連動制御タイプ
連動制御では、安全性を確保するため、上流の設備に何らかの異常が発生したときは、下流側の設備も水車を上昇し、水路を開放します。
ゴミ流下の除塵動作も下流側の水車から上昇し、上流側の水車から発電位置へ下降します。
韮崎市徳島堰